ビーイングは1988年に<エアキバン>を営業するために東京都大田区南千束で産声をあげました。
エアキバンとは、空圧システムをワンボードに集約して、基板にしたものです。設計、組立、配管を一挙に省力化した当社のオリジナル製品です。
省スペースでコスト削減につながると、当初から大手弱電メーカーより高い評価をいただき、様々な製造ラインに採用されました。当社にエンジニア、機械設計のプロが加わったのもこの頃からです。
エアキバンのリノベーション工程を通じて、当社は様々な角度から製品化の過程、ものづくりのノウハウを吸収していきます。工場の中で様々な商品の組立や検査、工場の設備設計に携わるなど、様々なテーマに取り組んできたことは当社の技術力を高める大きな力になりました。
その後は、ハードディスクの検査装置の開発をメインに据え、医療、美容業界にも関わりを持ち、お客様の「こんなものがあったらいいな」のアイデアを具体化するものづくりに取り組んでまいりました。
時代の変遷とともにつくる製品は変わっても、使う人の立場に立った真心込めた製品づくりは変わらず続いております。